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さそり座の店長とは?

 

20xx年。愛するほし地球から旅立った魂のきらめきが糸を引いて夜空を濡らす流星群。
人々が大空駆けめぐるほうき星を見上げ見果てぬ夢を願うとき、はるか銀河系宇宙では、星たちの墓場・ブラックホールから、クラクラ燃える天城越えより狂おしい火の玉が飛び出した。それは赤い血潮のごとき噴き出した人型の何か。
一度ブラックホールに砕かれ堕ちた星は二度とは帰れない。

宇宙の誕生から約138億年、いかなる星も生き返ったことのない暗黒の無間地獄から生まれ出た人型惑星。そう、それは、地球に生きる我々も宇宙にまたたく先祖の星たちも未だかつて誰も見たことのない考えと性格、異次元のメンタルを持つ男。彼は、この地球上で真っ当とされるレベルの数百倍、いや数千倍の情熱、夢、純心、愛、欲望、決断力、実行力、回復力を持つ、われらと同じニンゲンの成りをした違う星のヒトであった。
同時にそれは、彼の近くにいる、いや、彼に思われてしまった生身の人間には到底耐え切れない重さ、熱さ、しつこさ、うっとうしさ、面倒くささ、キツさを伴うことを意味する。

それぞれのルーツと事情を抱える数千億もの恒星、惑星がひしめき折り合う宇宙の中で、ただひとつ、自分だけのパラダイス銀河をめざしムダな衝突を繰り返すその男の誕生日は10月29日。地獄の底から生まれ出て、地獄の果てまで付いてくるヤツの星は、笑うがいいと言われる前に笑うしかない、そうよ、おまえは、やっぱり、さそり座。
地球のわれわれの理解と我慢の限界をはるかに超える喜怒哀楽の激情スペースファンタジーを何食わぬ顔で「ようこそ、ここに!」といかんなく振る舞う彼を、いつしか人々はこう呼ぶ。「さそり座の店長」と。

そして、2016年現在。無限の宇宙から無謀にも地球にたどり着いた彼のギャラクシーは、今ここ、花の都・パリの小さなギャラリーに咲き誇り、咲き乱れ、咲き転ぶ。

この物語は、ただ笑いたいだけの一心で、やめときゃいいものにも無分別に食らいつく好奇心が仇となり、「知らんがな!」の苛立ち、腹立ち、葛藤、不条理めくるめく銀河へ旅立ってしまったアホな大阪人の不屈の根性と不毛な闘いが延々繰り返されるだけのドラマ、店長という因果鉄道に乗ってシモタ!者たちの埒のあかない話である。

店長

本サイトの主人公

本名:正式名不明(パスポートによって異なる)
国籍:フランス
生年月日:公式には1966年10月29日生
愛称:チャビー〔米俗:ぽっちゃり〕
または、テンチョー
身長:176cm
体重:ダイエットに成功し、現在65kg(ダイエット前75kg)
髪型:オールバックのポニーテールorお団子
好きな食べ物:パパルデーレ・アル・テレフォーノ(イタリア本場パスタメニュー)
好きな生き物:ぞうさん、カメさん、オウムさん
好きな読み物:村上春樹
職業:地質学者/油田開発専門
仕事場は世界で最も危険な紛争テロ地域、アフリカ、中東、アジア国境地帯。銃撃と殺戮の内戦地帯で自らも銃を手に命からがら逃げのびた、宿泊ホテルがテロに爆破されていた、アフリカや南米で度々誘拐監禁され身代金を要求されたなど、国際色豊かな“九死に一生” 体験を持つ。

 Full of Confidence.
どこまで行っても、自信は満タン!

13年前、南米コロンビアでの油田開発中、テロリストたちに誘拐され、壮絶な恐怖、屈辱、苦痛に耐える捕虜生活2年の末、奇跡的に生還。

解放後、すべてを失い一文無しでパリに戻った彼は、裸一貫叩き上げ、その生真面目な性格からコツコツと貯金した自己資金100%で、自らの夢であるギャラリー経営を実現。
どんなピンチに陥っても必ず這い上がる道を見つけ出す!いつだってオレはそうやって生きてきた屈強な自信と不屈の信念、殺るか殺られるか、ゼロか100かの究極の選択の連続に鍛えられた決断力と実行力によって、圧倒的なスピードと凄まじいパワーで自分が「いい」と思う方へ突き進む。

ひとりで決めてひとりでやる分には構わないが、そこに相手がいた場合でも、人の意向、事情、状況には一切脇目も振らず、自分が「いい」と思うことは相手にとっても「いい」はずだと確認なしに、自分だけのゴールをめざす。そうなると、この社会では不要な衝突とトラブルを繰り返すことになるのだが、またそのトラブルを突破することでさらに増大する「自らを信じる力」….. 。いや、確かに困難を乗り越える力は見上げたものだが、そもそもなぜこんなことになったのかと、自らの過失を自分に問うことは絶対にない。なぜなら、まともには信じられないくらい、自分を信じているからである。

 吉でも凶でも与えられたら、それがチャンス!
どん底の窮地に至った経験が豊富なだけに、本当に人が困ったときに何が必要か、「お金と仕事と場所だ」というリアリティを切実に身に沁みて知っている。それだけに、頑張るあなたにチャンスを与えたい気持ちがあふれんばかりに旺盛なところは美点といえよう。本当に困ったときには頼りになる。
が、しかし、それ以外の場合には、困っている問題を上回る面倒くささを与えてくる危険も高い。けれども、どちらに転んでも、彼自身は「I gave you a chance」チャンスを与えたと信じて疑わない。

いわば、勝っ手に不可能を可能にする男なのである。

すべてにおいて必要以上に責任感が強い。一度やると言ったこと、約束したことは何が何でも遂行する。その「My responsibility(責任)」はありがたいが、「そこまで挑まなければならないのなら、もういいです」というような人の気持ちを置き去りに、何が何でも無理矢理にでも遂行されてしまう可能性も著しく高い。

決断力、実行力、責任感、危機感、人を愛する心、人を思う心、自らを信じて夢を追い続ける信念を過剰に持ちすぎるあまり、だからこそ不可能を可能にすることもあれば、普通なら容易に難なく可能なことを不可能にする男。それが、今ここにいる店長なのである。

何かとイラ立つ!店長英語

日常シーンでよく使われる店長英語の中から、とくに「イラっ!」とくるフレーズを厳選紹介。